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20炭素循環農法 食物連鎖のピラミッドで考える

今回の記事、私が最初知った時は
「へー、そうなんだ」
くらいにしか思いませんでしたが、
約2年炭素循環農法を実践してくると、
あ、この項目結構重要だなぁと感じる要素です。
最初はちょっとイメージしにくいかもしれませんが、
ぜひ最後まで読みすすめてみて下さい。

また、申し訳ないのですが、
私自身はまだ「完全に安定した畑」というものが
身近にはありません。せいぜい転換途中。順調。くらいの畑なので、
提唱者の林さんがおっしゃることのすべてを体験として持っているわけではありません。
その点はご了承ください。

食物連鎖のピラミッドのおさらい

中学校時代で習う、食物連鎖という言葉。
それを分かりやすく示したのが、図のピラミッドです。

シマウマが草を食べ、
ライオンがシマウマを食べ、
やがてライオンが死ぬと微生物がそれを分解し、
微生物の栄養をもとに草が育ち、
またシマウマが草を・・・
という、ループです。

中学時代に生物でテストに出る問題として、
「何らかの理由で、ライオンの数が急増した場合、
 その後シマウマとライオンの数はどう変化するか?」
というようなものが出題されます。
「ライオンが急増したため、シマウマが通常よりも多く死んでしまう。
 その結果、一時的に草が増える。
 また、その後シマウマが減った事により、ライオンが食べる餌が減り、
 ライオンもまた当初より減ってしまう。
 シマウマが食べる草は減っていないので、
 その後シマウマの数が増える。
 シマウマの数が増えると、減っていたライオンもまた増える」
というような回答、あなたもテストでした覚えがあるのでは?

土台が増えないと、上の種族も増えない

この食物連鎖のポイントは、
下の階層の生物の量が増えないと、
上の生物の量も増えない
ということです。

炭素循環農法においては、
畑を清浄化しつつ、微生物を増やすのが
作物のクオリティを上げる近道です。
ということは・・・

微生物を増やすために、エサを投入する

別の記事で何度も紹介している事ですが、
炭素循環農法で私たちが微生物にしてやれることは、
「酸素を与える」「エサを与える」「微生物が嫌がる資材を入れない」
この3つが主になります。
先ほどのピラミッドで言う所の最下層、
微生物を増やせば、その上の「生産者(植物)」も増えるわけです。
そのために、微生物のエサ(高炭素資材)を
微生物の量に応じて投入してやるというわけです。

一次消費者より上の階層を、人間が全て担当する

食物連鎖のピラミッドで言うと、生産者(植物)の上には
第一次消費者・高次消費者が居ます。
畑の清浄化が完了し、安定した状態になったとすれば、
土も作物も腐敗分が無くなり、野菜を食べる虫が来ないようになります。
その結果、虫を食べる虫や動物も来なくなります。
そして、人間が作物を収穫してやり、その残渣を畑に混ぜ込めば
また微生物がその残渣を腐敗することなく分解し、また次の作物の養分となる・・・
という理想的なサイクルになります。
(残渣だけで微生物のエサが足りなければ、エサの追加は必要)
つまり、微生物の持つチカラを作物が全て受け止め、よい作物が出来上がる。
という構図が現れます。
別記事でも何回か紹介しましたが、
「炭素循環農法で安定した畑には、微生物と作物以外存在しなくなる」
というのがこの状態ですね。

言い換えれば、
本来、生産者(植物)より上の階層
一次消費者、高次消費者のやるべき行動を、
全て人間が代わりにやる、という言い方もできます。

まとめ:微生物のチカラを、作物に全て集中させるのが理想

同じ事の繰り返しになりますが、
微生物が元気になる環境を作り出すことが、
炭素循環農法のポイントです。

微生物の元気になる環境が出来上がると、
微生物は作物に力を与える
作物は順調に成長する
その作物を人間はが収穫する
人間は微生物にエサをやる

というサイクルに入る(安定する)事ができたという事は、

微生物のチカラの全てを作物が受け取れる
とも言い換える事ができます。

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