確かになぁ、と思った事。
炭素循環の考え方として、
「安定した畑(微生物にとって快適な状況)」が完成したら、
虫も病気も害獣も来なくなる
というものがあります。
『害獣も来なくなる?それは言い過ぎじゃない?』
と思っていました。
というか 今もそう思っていますが、
今日、こんな事がありました。
ごぼう畑のすぐ側で、
鹿に食われた雑草を発見。
霜で枯れていて、
ちょっと分かりにくいですが、朝鮮ほうずき(?)の
葉先が食べられています。
それを見て、
『鹿はごぼうの葉を食べないのに、何故畑にたびたびくるんだろう?』
という疑問が半分くらい解決した気がします。
今年のうちの畑に限っての話かもしれませんが、
鹿は、ごぼうに用事があったのではなく、
雑草を食べに来ていたんです。
その結果として、ごぼうの葉が踏まれたり柵が荒らされたりするわけです。
もしかしたら、雑草がなくても、
単純にそこが鹿の目的地までの通り道で、
たまたま歩いただけかもしれませんが、
この雑草がなければ、鹿が来る可能性は下がっていただろうな、とは思うのです。
炭素循環農法に限った話ではないですが、
生き物が行動を起こすのには、必ず理由があります。
その理由になるべく気付けるように、これからも観察を続けたいなと思います。
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