零細農家がバズった話③多分、ここが最大の分岐点

前回の記事は
バズった記事の
『初速』
最初のリツイートから
20-30リツイートくらいまでの
紹介をしました。
大切にしないといけないのは、
やはり普段から自分を応援してくれている
フォロワーさんだね!というお話でした。
https://nouka-sns.com/buzz-2/

(このお話をいちばん最初から読みたい人は
こちらからご覧下さい)
https://nouka-sns/buzz-1/

今回はバズった2日間のうち、
初日寝るまでくらいの様子を紹介します。

目次

Twitterの通知を切る

『コロナでピンチです。
 助けて下さい。』
と、投稿をしたとはいえ、
当然ながら日々の農作業があるので、
日中は畑にいます。
スマホを気にしてたら仕事にならん!
と思ったので、
Twitterの通知はDM以外切っておきました。
後で気づきましたが、
通知を切っておいて正解だったと思います。
バズった人あるあるなのかもしれませんが、
通知の音やバイブでスマホが
大変なことになりますので(笑)

たまーに、注文が入りはじめる。

10時ごろだったかな?
休憩時間に確認すると、
50-60リツイートくらい?
と、少しずつ数字が伸びてきていて、
その中で今まで知り合っていたフォロワーさんや、
旧友から注文がちょこちょこ入ってきます。

コロナの影響もあり、
なかなか会えていない友人から
『SNS見たでー。お前大丈夫かー?』
と電話がかかったり、
LINEが来ていたりもしていました。

後で比較して欲しいので書きますが
この時はだいたい
30分ー1時間に1件くらい
の注文ペースでした。

頼れるアドバイザー
アパラボと相談して作った、
Googleフォームの注文ページと、
ネットショップのbaseを組み合わせた
注文の仕組み作りは
なかなかよかったようで、
注文が入るたびに
スマホに通知がくるようになっていました。
注文の音がするたび、『よしっ!』と
喜んでいました。

お昼に確認すると、
ちょうど100リツイートくらいに
なっていました。

応援コメントの内容が変わってくる

最初の数時間は
『応援しています!』
『頑張れ!』
『購入は出来ないけど拡散します!』
というコメントが多かったのが、

『ごぼう1キロって具体的にどれくらいの量ですか?』
『保存はどれくらい可能ですか?』
『直接そちらに買いに行ってもいいですか?』
など、具体的な購入の相談、連絡が増えてきました。

私の前職は、
自動車ディーラーで
新車販売の営業マンを
やっていたのですが、
「購買の際の心理状況の7ステップ」的なものを
研修で習ったことがありました。


その7ステップの話は
色々な解釈ができますが、
私の頭に残っているのは
「商品を購入してもらうためには
まず商品の存在を知ってもらう必要がある」
ということです。

自分の商品が売れるかの最初のポイントは
商品が優れているかどうか、
値段と価値が見合っているかどうかーー
ではなく、
商品の存在を知ってもらえるか?
だという風に言われます。

また別記事にしようと思いますが
この時私が思ったのは
『あぁ、こういう状況を作りたいから
 世の中の企業は広告宣伝にお金をかけるんだな』
 という事です。
「バズる」とは、言い換えると
『お金をかけずに宣伝効果を得る』
ことだなと感じました

何とか問い合わせに対応する

そして
しっかり作った!と思っていた
注文ページにも
分かりにくい部分があったりしたので、
前述のような
ごぼうの内容量
保存方法
遠方の送料などの
お客さんからの質問コメントに対応しながら、
畑仕事を行っていました。
具体的には
ちょうどごぼうの袋詰め作業をしていたので、
1キロ測って写真を撮ったり、


以前ブログにまとめておいた
ごぼうの保存方法の記事を紹介する。


郵便局やヤマト運輸の担当者に
送料の確認電話をして、
詳細な送料の連絡をする
、、などなど。

最大の分岐点は多分ここだった


後で振り返ってみての感想ですが、
この時しっかり問い合わせに対応した事を
好意的に捉えて下さる方が多く、
『忙しいところ回答いただき
 有難うございました』
 というお礼コメントも多く頂け、
いいバズり方をした要因だったように思います。

もしも100リツイート行った時点で、自分が調子に乗って、
「畑仕事してるから、忙しいに決まってんでしょ。
 返事もすぐにできません。
 保存方法?それくらいググって下さいよ。」
みたいな態度で対応に当たったり、
返信があまりにも遅い対応をしていたら

「何だコイツ?助けてくださいとか言っといて、
 何でこんな対応遅いの?
 何ですげー上から目線なの?
 こんなヤツの応援するのはやめたわ。」
というような反応に変わっていたかもしれません。

さらに言うと、
「こんなナメた農家がいるぞ!
 けしからん!!!」
という感じの意見が相次ぎ
炎上
していたかもしれません。

その時は、ただただ
「せっかく問い合わせもらえたんじゃけー、早く返事しなきゃ!」
くらいで深いこと考えていませんでしたが、
その対応が結果的に
バズりを加速させた
重要な要素なのではないか?
と今は思います。頑張ってよかった。

ちょっとした手応えを感じつつ帰宅

投稿してから12時間経過。
夜6時ー7時頃で
だいたい200リツイートくらい
だったかなぁと思います。

夜は、アドバイザーである
アパラボ氏と
『Twitterもちろん見よるよ!
 結構注文きたじゃん!やったな!
 明日ももう少し伸びたらいいいな!』
とか話をしていました。

寝る前に
『昨日の夜、頑張って注文ページ作った甲斐があったわー。
 200リツイートってバズったって言えるんかな?
 プチバズっていうのかな?いい経験出来たわー。
 忙しくなりそうだけど引き続き頑張ろう!』
など思って床につきました。

ここまでOKファームのブログを
読んで下さったあなたならもうお分かりだと思いますが、
200リツイートどころではなく、
最終的に5000リツイートを突破します。

初日の12時間で200リツイート。
2日目はどういう出来事が起こるのか?
トラブルは起こるのか?

今日はここまで!!
最後までご覧頂きありがとうございました!

次の記事はこちら
零細農家がバズった話④料理人、ギャンブラー、夜の女王様
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この記事を書いた人

農業歴12年のごぼう農家。
毎日Voicy(音声配信)で情報発信中。

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